3年ニューセイボーカップ

こんにちは!

試合結果ブログにも載せた3年生のニューセイボーカップの内容について少し・・。

大会の朝、選手に伝えた事は「勝つ事も大事だけど、勝てるようになる事はもっと大事だよ」という事でした。目の前の試合に『勝つ』だけだったらコーチからの指示で様々な方法がありますが、選手自身の力で『勝てる』ようにはなりません。だから選手には自分たちで観て、判断してプレーをする事、自分から全力でプレーする事、全力でプレーした仲間のミスをカバーし合う事を伝えました。

 

そして向かえた1回戦は結果的に大会を優勝した金山FCさん。過去の対戦成績でも負け越している相手。しかし試合が始まると選手たちは自らの判断で積極的にプレーしてゲームを優位に進めます。相手を見てトラップしてプレッシャーを交わし、バックステップでフリーになった選手へパス。またその選手が広いスペースを見つけてコントロールからのドリブル突破!もう、言う事ありません(笑)これらはすべて練習で取り組んで来た事。このように練習でインプット(身に着けた)したものを試合でアウトプット(発揮)する事で良い内容の試合を作っています。絶対に勘違いしてほしくないのは気持ち・気合いが入っていただけで、このプレーが出来たわけではないという事。気持ちは土台ですが、良いプレーは練習で身に着けたものであるという事は間違えてはいけません。

 

結果的に前半に先制ゴールを奪い1-0で前半終了。ハーフタイムには「俺たち強くなったんじゃね?」というコメント。どこかで聞いたセリフです(笑)1FCとのTMで最初の4本で五分五分だった時の一言(その後ぼこぼこにされる)。まだ後半があり油断はして欲しくなかったのでその場では諫めましたが、こういうお調子乗りなところがあるこの学年嫌いじゃありません(笑)また、純粋に選手から出てきた言葉ですので手応えを自分たちでも感じていたのでしょう。後半は相手も盛り返して一進一退のゲーム展開で、結局2-2の同点でのPK負けでした。もちろん私も勝ちたかったので外からコーチング・指示を飛ばしましたが、ほぼ自分たちの判断でプレーし続けた選手達には拍手を送りたいと思います。その後の試合でも、少しだれてしまうシーンはあったものの最後まで自分たちでの判断でプレーを続けていました。中にはサッカーを始めて日が浅い選手もいましたが頑張っていました!

 

大会では勝てませんでしたが、自分たちの力で『勝てそう』まで来ました。今後もインプットとアウトプットも繰り返しで試合で戦える選手、自分たちで試合に勝てるチームを作っていきたいと思います!

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